22歳の男の濁った目

汚れた目から世界を見てます。

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

神は死んだのか。

突然ですが皆さんは神様って信じますか?僕は2泊3日で一睡もせずに交代で車を走らせて男4人でお遍路さんを回った事があります。その時、各寺でわたしは手を合わせて願いました。「自分はどうでもいいので、家族や友人が健康に過ごせますように。」神奈川に帰…

地獄の業火で会いましょう。

ゴシップ。人間が存在する以上世界から争いがなくならないのと一緒で飲み屋から永遠に消滅することのない主題。誰が浮気したとか不倫したとか誰が補導されたとか捕まったとか裁いたり、コメントを求められる仕事にもなく当事者でもないのに滅茶苦茶叩く人は…

新世界のおやじ

横浜の大衆居酒屋で飲んでいると一瞬で店内の空気が変わったのを感じた。俺が座っている席の横にあるカウンター席に腰掛けたおっさんは明かりのない洞窟のように不気味な歯が一本も生えていない口を動かしては懸命にこちらに何かを訴えているのだけれど歯が…

タイにて。③

釣り堀で使用される餌は大量のパン屑に集魚液を浸したものでそれを手で練りこんでサビキの要領でハリスの上にあるカゴを覆うようおにぎりほどの大きさに丸め込む。下のハリスには食パンを半分ほどの大きさにちぎったものをつけそれを先ほどのおにぎりほどの…

タイにて。②

旅の目的である巨大魚の釣り堀は宿泊していたバンコクの市街地から車で北に1時間半ほど上ったノンタブリーにあった。ノンタブリーはバンコクに隣接するバンコク首都圏である。単調な一本道だった。地図で見ると県境は曖昧だが、車道の両脇に三菱やパナソニッ…

タイにて。⓵

川の価値を決めるのは何か。その川が生きている川なのか死んだ川なのかそれを決定付けるのは水質ではない。その川が恵みをもたらしているのか。その恩恵を住む人は認識しているのか。人々がその恩恵を忘却してしまえばどれだけ透き通った川でもそれは死んだ…

旅と放浪、

タイに行ってきた。巨大魚を狙って釣りをしたくらいの気持ちだったのだが。自分なりにこの旅を整理していきたいが、まずは、旅そのものについて考えてみたい。退職したら海外を旅すると話していた友人から出発前に近代化を達成した後の日本社会にはアフリカ…